2006-01-01から1年間の記事一覧

ああ、お金が・・・・・・・

本当は、福沢諭吉さんの、一万円札を、撮りたかったのですが、 何故か、お財布の中に、入っていない。 普段、あまり、お金の事は、考えないようにしていたのですが、 何故か、夢で唸らされてしまい、妙な汗をかいてしまいました。 どうでもいい事ですが、千…

等身大のフィギア

フィギアで、身長180cmの、等身大のものが多数展示されていた。 小さなフィギアは有名だが、実際、180cmもあるフィギアだと、かなり魅力がある。 係員さんの、説明の用紙では、実際に売り出されていて、一体、48万円となっていた。 ちょっと、無理だ。

拡がるメディアアート展

女子美術大学の”拡がるメディアアート展”を観て来た。オウム教事件以来、この方面のアートは、自ら封印してきたのだが、最近少し気になりだしたので観て来た。素人ながら、じっくり観察してみたところ、みな、モニター、ビデオデッキ、インジェクター、パソ…

脳えお究める

立花隆氏の”脳を究める”を読む。1996年の発行だから、もう随分昔の著作だ。これらを読むと、気の小さく、臆病な僕などは、脳医学者は、常日頃から、脳を開けてみたいと思っていてうずうずしているのに違い無いなどと、恐怖に襲われる。この書物の段階では、…

マルクーハン理論

マクルーハンという方の”マクルーハン理論”という書物を読んだ。このコンピュータ時代に、テレビ、ラジオなどについて語られた物など、あまり意味が無いだろうかと思われたが、少し気になったので読んでみた。日本では、もう随分昔の事のように思われるが、…

メディア・アート

ナム・ジュン・パイク氏の”二面アーチ”という作品。テレビ受信機の数を、よく数えてみたら36個も使用されていた。パイク氏の芸術は、基本的には”ビデオアート”と言う事で、実際自身が作成した、ビデオ作品を、画面上に映し出す事であるようだが、なぜか、使…

SF的魅力と、レトロフューチャー

”溶鉱炉のオブジェ”になっていました。”電子革命の時代”に、”鉄の芸術”というのも、ちょっとズレを感じてしまいますが、専門家の方では、”レトロフューチャー”などと呼んでおられて、へたをすると、大変な価値を持ってしまいそうです。だから、よけいに頭の…

デジタルアート

モニターの映像や、音声など、を使用した、デジタル芸術を最初に観たときは、吃驚した。おまけに、当然の帰結として、オウム教団の恐ろしい事件に遭遇してしまって、恐怖のどん底になってしまった。 庶民であり素人の僕などは、複製の絵を飾るなら、映像の流…

社会システム論

ニクラス・ルーマン著の”社会システム論”という著作をやっと読み終える。昔の学者さん達が、マルクス史観をもとに労働者を語っていた事を思うと、ルーマン氏の理論は、随分とカッコ良く、スマートになったものだと、つくづく痛感してしまった。”システム”な…

アウトラインで思考すること

アウトラインとは、文章を書くときに、それを階層的に表示できるのが特徴らしく、僕達が誰でも持っている、ワードのソフトの中にも、元からちゃんと入っているらしく、いわゆる、ワードの左下の右側のアウトラーナーと言う所をクリックすれば、アウトライナ…

思考のエンジン

これも、奥出直人という教授の方の著作。これも、1991年の著作なので、今やもう古いかも知れない。 要点としては、今まであった、”フィリングシステム””カードシステム””メモ”による思考を、コンピューターに入れ込もうとう事であったようだ。 素人の僕など…

物書きがコンピュータに出会うとき

奥出直人という教授の方の著作。1990年の著作なので、現在では、もう時代遅れかも知れない。しかし、著者が、アメリカの研究所で徹底的に、コンピュータとライティングについて、新しい事を叩き込まれたようで、読んでみて、その画期的な考えに驚いた。ライ…

複雑系入門

いかにも”インチキ臭そう”なタイトルなので、どうしても尻込みしてしまう。 作者が、学生時代に書いた著作であるとの事。 まるで、狂気のような科学者ばかり、よくもこんなにいらっしゃるものだと呆れた。 それでも、数式や方程式を、理解、展開、できないの…

性の自己決定 原論

宮台真司氏の著作。 まるで三文週刊誌の、興味本位を狙っただけのような、著作タイトルが多いが、中味は、硬く、法律や、国家の事で”完全論理武装”されてあるようなので、驚いた。 宮台氏は、”性の自己決定の定義の結論”として、”自由な自己表出の積み重ねの…

吉原はどこ?

浅草に行って来た。 永年疑問に思っていた、浅草のどこに”吉原”というところがあるのだろうという疑問を解決しようと思いましたが、やはり、方向音痴の僕には、探すのは無理でした。 それでも、一応、マルベル堂さんと、東洋劇場、フランス座の場所を、奇跡…

夏のバカンス

夏が終わってしまう。 外国では、”バカンス”には命を賭けると聞きました。 夏の休みには、やはりどこかえ、たとえ命がけでも、休養に行かないと、人間の精神が危なくなってしまいますね。

ノマド・遊牧的・逃走ということについて

ドゥルーズの”千のプラトー”の一部分を読んだ。 ”1227年 遊牧論あるいは戦争機械” というくだり。 ノマドと言う言葉がかなり有名であったから、どんなに華麗で、過激なノマド的スタイルの生活になるのかと思っていた。まさに世界中を飛び回る、スーパースタ…

感じない男

森岡正博氏という生命学の分野の先生の著作。 大学教授という立場にありながら、あえて、自己の恥になるような、性的体験の事を物静かに語っておられる。 要するに、男性の生理機能として、射精そのものには、生理現象の排泄以外の快楽などないのだから、性…

ジャック・ラカンのエクリ

ラカン氏の”エクリ”という著作を少し読み進める。 ファルスの意味作用 女性の性欲についての会議にむける教示的意見 カントとサド フロイトの無意識における主体の壊乱と欲求の弁証法 ここでの”ファルス”の意味は文学と少し違って、ずばり”男根”の事であった…

石川淳 普賢

石川淳氏の”普賢””山桜””曽呂利 ””張伯端””葦手”の一連の短編を読む。”軽妙な話体”による”ファルス”の領域を切り開いたとして有名なようだ。 ”ファルス”とは、笑劇、道化芝居を意味し、誇張や品の悪さを恐れず、一途の観客の爆笑を得ることを目的とした喜劇…

闘争機械

フェリックス・ガタリ氏の著作。 ガタリ氏は、流動する資本主義社会において、”ミクロ”、”分子的な機械人間”としての闘争が重要であると述べている。 そこで、今ひとつ解らないのは、”ノマド”という概念だ。 ノマドとは、もともとは遊牧民的生活様式の事であ…

アンチ・オイディプスのかなたへ

河出書房版の”アンチ・オイディプス”を訳した方の著作であった。 メチャクチャな理解の仕方としては、”資本主義の欲望の諸機械が流動する世界”で、”欲望する諸機械”(人間)、”戦闘マシーン”が戦うという事になると思われるが、あまりに、いい加減な理解の仕…

イスラエル、パレスチナの泥沼化

またもや、イスラエルの方面で戦争が泥沼化していますね。もともと、イスラエルに国を作ろうと考えてきいた人物として、モーゼス・ヘス、ヒルシュ・カリシャー、レオ・ピンスンガー、テオドール・ヘルツル、と言った思想家が現実に、歴史に存在していたと聞…

ドゥルーズとの格闘 9

”アンチ・オイディプス”をなんとか読み終わる。人間を、<欲望する諸機械>としてとらえる考え方に、最初、非常な抵抗を感じた。 幼稚な僕のイメージでは、機械は、あまり融通が効かないのではといったイメージがあった。欲望する諸機械の特徴として、個々の…

ドゥルーズとの格闘 8

"アンチ・オイディプス”ほんの少ししか読み進めず。 資本主義の表象 最後は、オイディプス 分裂者分析への道 社会野 分子的無意識 精神分析と資本主義 分裂者分析の積極的な第一任務ドゥールーズ氏はこの箇所で ”分裂者分析は、逆に、全力をあげて必要なる破…

キリスト教と姦淫のくだり

僕個人としては、イエス氏の教えは、どちらかと言うと、”愛と平和”のイメージとして読んだのだが、やはり厳密にはどうかと問われて反論する事ができなかった。 新約のマタイ5章28節には確かにこのように記されていた。 ”あなたがたも聞いているとおり、姦淫…

キャラということ

”新庄カズマ”という方の”ライトノベル超入門”と言う著作を読んだ。 書店に行っても、”ライトノベル”というジャンル分けは存在しないので、探すのが大変だ。 古い時代の言葉でいう、少年少女小説と大人の読む小説の中間的なジャンルらしい。 ライトノベルで問…

ドゥールーズとの格闘 7

何回も、何回も、インチキな図解で申し訳ありませんでした。右図のこれが、ドゥルーズ本人が書いた正真正銘の図解です。 資本主義(社会)と身体機械(分裂症)の構図であるようです。”三角形”が正解の構図であるようです。

ドゥルーズとの格闘 6

”アンチ・オイディプス”について考えました。。ドゥルーズで有名な”リゾーム”とは何か? 植物の”根茎”を指し、内在して張り巡らされた感情や欲望の思考のルートが、あたかも、地下の。植物の根のように無数に張り巡らされている、イメージモデルの事であるら…

ドゥルーズとの格闘 5

主体は固定したものではなく 動いてやまぬ流れと 生成の群れのなかにあり もろもろの相をつらぬいて動き回る | イメージされるもの | 水 液体 | 根茎 ツリー 樹木以上のようなモデルイメージが現代においてもまだ通用するかと考えれば、馬鹿な僕でも、い…