2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

キャラクターメーカー、ストーリーメーカー、大塚英志氏の著書。

著者は、神話や民話の構造分析を元にしておられるようだ。 ここでは、ハリウッドばりに、物語を、大胆にオートメーション化しようとしておられるのだが、僕の頭が悪いせいか、物語の展開に立てられる”項目”が、あまりにも多く、シッチャカメッチャカになって…

柄谷行人氏の評論。

文学の終わりと聞いて、かなりショックを受けるが、あらためて科学的に考えて見ることにした。 ”科学的共産主義”の思想では、小説などという退廃的なものは、そもそも必要は無く、すべての小説が”ルポルタージュ”になるべきであって、小説を読むより、新聞を…

中俣暁生氏の評論。

村上龍と村上春樹のこの二人の存在は、圧倒的に大きいと思われるが、この二人に共通しているのが、 ”アメリカ文化の圧倒的な影響力のもとで育った最初の世代” だったという事であると著者は説明しておられる。 村上龍氏は、”日本の近代文学は終わった”とよく…

NTTコミュニュケーション科学基礎研究所、という方たちの研究の紹介になっていた。

少し僕には難しく、研究の細かなところには、ほとんどついていけなかった。 僕個人としては、”人工知能と対話”がしたいという願望があります。 基本的に今現在あるのは、お風呂が沸いたとき、お湯が沸きましたと女性の声で知らせるアレである。 それが、コン…