思考のエンジン

osamuoh2006-09-26

これも、奥出直人という教授の方の著作。

これも、1991年の著作なので、今やもう古いかも知れない。


要点としては、今まであった、”フィリングシステム””カードシステム””メモ”による思考を、コンピューターに入れ込もうとう事であったようだ。


素人の僕などにしてみれば、メモなど、絶対に手書きのほうが速いと思われるのだが、やはり、著者は、アメリカの研究所で、コンピューターを使う事を徹底的に叩き込まれたようだ。


”思考”が、機械のエンジンになったからといって、芸術などの創作にはあまり関係ないだろうと思ったりもするのだが、建築の設計図などは、コンピューターを使用したほうが、正確にできそうだ。

著者は、そのような、”思考の設計図”のようなものを、人文科学系の文章にも、コンピューターが可能にする事ができそうな事を匂わせている。

しかし、何分著者は、、アメリカ製のソフトばかり使用しているので、日本製のソフトしか使えない僕としては、深い悩みに沈んでしまう。残念。