ドゥルーズとの格闘 9

osamuoh2006-07-26

”アンチ・オイディプス”をなんとか読み終わる。

人間を、<欲望する諸機械>としてとらえる考え方に、最初、非常な抵抗を感じた。
幼稚な僕のイメージでは、機械は、あまり融通が効かないのではといったイメージがあった。

欲望する諸機械の特徴として、個々の器官は、一定の役割のなかに閉じ込められているが、そうした限定から解放して新たな多様な組み合わせへ向かって開き、しかもどのような新たな組合せにも固定されずに、つねに動いてやまず、さらに新たな接合をもとめてゆく・・・・・・といった概念らしい。

しかし、機械をそのように流動的にとらえる事が、なかなかイメージできず困った。