マルクーハン理論

osamuoh2006-11-14

マクルーハンという方の”マクルーハン理論”という書物を読んだ。

このコンピュータ時代に、テレビ、ラジオなどについて語られた物など、あまり意味が無いだろうかと思われたが、少し気になったので読んでみた。

日本では、もう随分昔の事のように思われるが、あの竹村教授が、留学先でこのマルクーハン理論に随分影響を受けたという事が有名だった。

マクルーハン氏は、この書物では、ほんの少しだけ、教育におけるメディアの役割について述べておられた。

せっかく文学の教授になりながら、メディアの専門家になってしまうという点が、少し興味深かった。

メディアの事で、一番心に思い当たるのが、テレビ局の、”ビデオミキサー”とういう部門の方の姿だ。
目の前に、ずらりと並んだ、テレビモニターの前に、しっかりと座って、一体、何をどうやっているのか、子供の頃から不思議でしょうがなかった。そもそも、人間の眼というものは、一度に何十個もの画面を同時に、見ている事ができるのかという、素朴な疑問があった。基本的には、”映像の色調”や、”画質の調整”を行っておられるらしいのだが、実際、一度に何個もの画面を同時に監視するという事が可能な事なのかどうか、気になってしょうがなかった。
 くだらない事を気にして申し訳ありません。
お仕事がんばって下さい。