2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

精神科医の北山修氏の著書であった。

いわゆる、幼児の”トイレット・トレーニング”の事として、話題になった論文であるらしい。 ウンコする事が何故そんなに大事な事なんだと、軽蔑されそうだが、加齢のせいか、この排便があるか無いかですでに、命に関わるような重大な事になっている自分が悲し…

氷室洸氏という方のポルノ小説であった。

いくらポルノ、官能小説と言っても、女王様プレイの猥褻小説は無いであろうと思ったが、意外にも存在していたようだ。しかし、時すでに遅く、出版社のレーベルは既に無くなっていた。好評だったのか、不評だったのかは解らない。残念! 多くの官能小説は、ス…

宇能鴻一郎氏の1992年頃の、完全なポルノ小説だった。

”あたし、・・・・です。”といった調子の、女の子の”モノローグ”で、全編ポルノが描かれているので、有名であったらしい。さしずめ、ジョイスのブルーム夫人のモノローグを全編ポルノ作法に決定して、厖大な量産体制に入っていったようだ。 宇能氏の作品は、…

”ノウ”ァ急報”というバロウズ氏の小説であった。

出版社の当時の狙いは、あくまで、バロウズ氏の出来るだけシュッキングな体験記、スキャンダラスな自伝にあったとの事で、であるから、バロウズの芸術的技法などどうでも良かったらしく、バロウズの文学的実験には、随分失望したとの事であった。 そこで、バ…