2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューアメリカニズム   巽孝之 著

本書で驚かさせれたのは、今日までのアメリカの文学史のすべてが、”白人男性中心主義”であるということを、著者が強く主張している点であった。フォークナーや、ヘミングウェイでさえ、著者にかかれば、所詮白人男性中心主義の枠組み中で書かれたものという…

 思想地図 想像力   東浩紀 北田暁大 編集

頭の悪い僕には、それで結局、想像力と何が関係しているのか、なかなか釈然としなくて困った。 今の若い人々に、切実な、生活に関わる様々な問題が、論じられていたようだ。 東氏や、宮台氏の父親になってのお話などは、素朴に、うらやましかった。