東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦

秋葉原で行われた、文学フリーマーケットで行われた方達の、全部の同人誌が、一冊にぎゅうぎゅう詰めにされて、出版されたようだ。

同人誌の得点では、対談や、インタビューなどを試みた、雑誌としての面白さが、重視されたとの事で、インタビューなどを載せた同人誌が、得点が高かったようだ。

しかし、僕個人の印象では、ぎゅうぎゅう詰めにされている為か、インタビューなどを読んでいると、ある意味、憂鬱になってしまい、絶望感すら感じてしまった。ネットや、アニメなどの事が、やはり中心になっているようで、しかも、底辺にいる人々を救い上げようといった精神が徹底しているようでもあり、それらが、あまりにニッチな世界に思われて、非常な淋しさで暗くなってしまった。

アニメや、インターネットなどの事で、気分が暗くなるというのも、少し可笑しな事だなと思いながらも、なんとか読了した。

講談社ＢＯＸの候補者は、3人に絞られたとの事であったが、その過程の同人誌などの、論文が、書物として出版されたのは、目出度い事だと思われたが、しかし、なぜ、こんなに暗い論調が多いのだろう。