田中ロミオ氏という方の著作。

osamuoh2008-09-14




ただの明るい学園コメディかと思っていたが、意外と悲壮感漂う、少し深刻な話になっているのに、少したじろいだ。


古臭い僕の物差しでは、学生さんが、”自由”というものを求めて、学校権力に抵抗するといった、古めかしい図式に読めてしまい、少し痛々しかった。


問題は、学生さんが、”妄想戦士”になり、”コスプレ”をしたまま登校してしまうという事にあると思われるが、年寄りで、スクウェアなエリート主義というものが、最高であるという価値観に囚われている、年寄りの僕には、面白くない考えしか想い浮かばない。やはり、かなり頭が悪いようだ。


それでも、所謂、妄想戦士さん達の発する、意味不明のセリフ、会話は、単純に面白いと思われた。