思想地図

osamuoh2008-05-06

なんだこの右翼雑誌は?と、一瞬目を疑ってしまった。


それで、良く表紙を眺めてみると、”日本”の特集となっていた。


それでは、当たり前なのかもしれないが、やたら、右翼とか、天皇、とか、朝鮮、中国とかの語が飛び交うとショックを感じてしまった。常日頃の、東氏などの論調からして、最先端の情報工学や、コンテンツなどの、ファンタジックなパラダイス的世界が展開されるのを、つい期待しまっていたので、かなりショックを感じてしまった。


本書とは関係無い事かもしれないが、西尾維新氏などが、時代小説に手を染めて、ファンを減らしてしまったのではないかと、心配しているぐらいだから、”日本”とか、"右翼”とかには、常日頃からかなりのアレルギーを持っている自分に気がつかされた。


しかし、それでも、丸山理論や、吉本隆明理論、浅田理論など、当時から雲の上の存在のような気がしていたので、なんとなく懐かしかった。どうせなら、近代文学についても語ってほしかったくらいだが、それは無かった。


しかし、かなり予想と違っていたのは事実で、かなり驚いた。