旅路の果て ジョン・バース
ジョン・バース氏の1958年頃発表された小説。
形式的には、以外にごく普通の一人称小説のスタイルのように思われた。
内容としては、一応、大人の恋愛の性的問題の事のように思われた。
主人公は、ショックで、身体が硬直状態になってしまったようだ。
一応、自由主義で有名なアメリカの国の事であり、しかも、それが大人の恋愛の事であれば、一応、ごく軽い問題と思えわれるが、この小説では、以外にもそうは軽くはならなかった。
”性愛”の事で言えば、社会学者で有名な、”宮台”教授のかっての発言では、性愛は、一般に、上流階級でその回数が多く数えられ、貧困になるほど、その回数のパーセンテージは低くなるというのは、週刊誌にすらよく書かれている常識だ。と仰っておられた。また、体鍛えて、スポーツなどをすれば、問題は無いかというと、英雄色を好むといい、体を鍛えれば、鍛えるほど、欲情のパーセンテージも上がっていくのだが、それで好いのですか?と仰っておられた。
恋愛は自由だと叫びたくなるが、宮台氏は、”愛”が無ければ意味が無いと仰る。
さしずめ、僕などは、性愛の事では、唯の”オナニスト”とであるという分析になるようであった。
しかし、それでも、精神分析の世界では、”ファルス”(男根)は重要な比重を占めているのだが、、、、、、残念!