コズミック

osamuoh2007-09-16

清涼院流水という不思議な名前の方の推理小説だった。



1996年の作品なので、もう随分昔の作品になってしまったようだ。



作者の名前からして、コミカルな作風なのかと思っていたが、作品は、かなり暗い色調で、どちらかと言えば、ホラーのような恐怖小説のような感じがした。その点、舞城王太郎氏の暗い感じと似ていた。


西尾維新氏の作品を先に読んでいたので、余計に暗く感じるのかも知れない。


推理小説は、元々が恐怖小説のようなものなので、暗い感じは当たり前かも知れない。



それでも、推理小説界では、かなり賛否両論を巻き起こしたとのことだったが、推理小説に疎い僕には、どこが問題になったのか、よく解らなかった。