教養としての<まんが・アニメ>

osamuoh2007-06-16

大塚英志の著書。

大塚氏のアニメを俯瞰した見地からすると、僕は、”巨人の星”と”あしたのジョー”の作品によって育った世代であり、そして何を隠そう、アニメの中では、宮崎駿高畑勲氏の典型的なファンであると言う事が解った。なんのことはない、世間で有名なジブリファンの一人であったのだ。これには、自分でも驚いた。

そして、もう一つ解ったののは、”エブァンゲリオン”と”ガンダム”時代の記憶が、全く完全に欠落していると言う事であった。どうして、この二つの作品が人気があったのか、全くといっていいほど記憶が無く、噂にも聞いた事が無かった。多分、完全に社会に出てしまっていた為であろうと思われる。

しかし、実際問題として、普通の人々はどのようにアニメというものを観ているのだろう。劇場版ならいざ知らず、一話、一話、チェックしていくのは、相当大変なのに驚いてしまった。