メタフィクションと脱構築

osamuoh2007-06-11

由良君美”と言う方の論文であった。

メタフィクション”という言葉がよく使用されるのだが、よく考えてみると、その意味や定義が解らない。

辞典で調べてみると一応、

”フィクション批評を内在させたフィクション。
 パロディーや異化効果を積極的に導入して、読む事、書くこと、語る事、の本質を問う自己言及小説のこと。”

となっていた。しかしこう云われても、やはりあまり良く理解できない。


それでも、一応、古典の世界で、どのような作品が、源流になっているかを調べてみると、セルバンテスの「ドン・キホーテ」や、ロレンス・スターンの「トリストラム・シャンディ」が、代表的作品としてあげられていた。

それがどうしたといわれそうだが、一応、正式に古典の作品でどのようになっているのか、知りたくなってしまった。
しかし、考えれば考えるほど、余計に解らなくなってしまい、いい加減自分の馬鹿さがイヤになった。

残念。