日々新たに目覚めるために

osamuoh2007-02-01

河本英夫教授の”オートポイエーシス2001”という著作。

生命学のオートポイエーシス理論の、日本での第一人者であられる方であるようだ。

ど素人の僕などは、新しく目覚める為にと考えた場合、単刀直入に”セックス””スポーツ””酒””ドラッグ”などを安易に思い浮かべるだけであるが、マシーン理論としては、ますます、その思い込みに拍車がかかり、ついついのめり込んでしまう。


残念ながら、オートポイエーシスの先生は、そのような事は、一言も仰っておられない。


宮台氏などは、マスターベーションや、意味の無い体育系のような発想は、”カッコ悪い”と、いろいろな所で仰っておられるようであり、慶応大学ののシステム論の教授さん達などは、私達は、”美しい芸術などに、深く接するだけで、観る前の自分と、観た後の自分とはもうまったく違う自分に、生まれ変わっている”などと、非常にピュアな事をい仰っておられる。


要するに、”エロ”や、”暴力”はダサイという事を仰りたいらしい。


生命科学として、”もっと繊細”に、”微細な有機体”として、”感覚的”に、”心理学的”に、”言語学的”に、カッコ良く、すてきに、スマートに生まれ変われるのであるという事が仰りたいように、受け止められた。


そうかといって、仰っておられる事は、僕のような低学力の者には、ほとんど理解できがたい事ばかりで、正しい読解力で読めたかというと、はなはだ疑わしい。


できれば、”美しく日々目覚め”たいですね。

残念。