ストリートファッションの時代  渡辺明日香 著

osamuoh2009-09-03




やはり、基本として、原宿、渋谷、代官山のショップの名前が、何度も何度も列挙、羅列されているのだが、正直言って、なんの事かさっぱり解らない。非常に淋しい。残念。やはり、プロフェッショナルとしては、そのショップ、ブランドの名前こそが、非常に重要なのであろうと推測された。




昔のファションの代表例として、大正時代のモボ、モガ、特に僕自身の強烈なイメージとして、”カリプソスタイル”というのが、やたら懐かしかった。カットソー(七分丈)のピッチリしたホワイトのパンツに、シャツをお臍の上で結ぶというものだが、自分が生まれてもいない時代の事なのに、やけに強烈に記憶に残っている。多分、オードリー・ヘップバーンの影響だと思われる。




解らないなりに、今話題の裏原宿で話題のファッションの動向で、”ボーイッシュ・エクストリーム”という方向で展開されているスタイルが、個人的には凄いと思われた。大体もともと女の子なのに、少年のような雰囲気を醸し出せというのが、そもそも無理であろうと思われるのに、実際かなりカッコ良い女の子が大勢いるのが不思議だ。あとは、男性で嫌いな人はいないと思われるが、”ランジェリールック”と呼ばれているスタイルは、これには全面的に降伏です。しかし、どこまで街で許されるのかは、よく解らなかった。