ゴシック ロリータ

osamuoh2007-04-17

一般に、”ゴスロリ”という呼び方で少し前に話題になった、ファッションスタイルらしい。


しかし、これが妙に年寄りの僕の心の琴線に、精神のフェテシズムに、引っ掛かってしまった。


正式には、18世紀〜19世紀のゴシック様式をオシャレに取り込もうという事らしいのだが、この点が、年寄りの、今では見向きもされない”古典”や”クラシック”精神を、妙にくすぐって、見事にハマッテしまった。


すなおに、古典、クラッシック精神と言ってくれればよいのだが、それでは、あまりにも面白く無い為であろうが、非常に現代的に、カッコ良くアレンジされていて、驚いてしまった。


それにしても残念なのは、年寄りの僕などが、どう逆立ちして、真似しようとしても、どうしても、”お葬式帰りの姿”か、昔、悪評だった、”カラス族”といわれた、溝鼠のよな、汚らしい”カラスファッション”にしかならないという、悲しい現実である。


原宿と渋谷に、ちゃんと、それ専門のブランドショップがあるとの事だが、ブランドといわれると、恐ろしくて近づけない。若い人々が買うには、かなり高額の商品になっているようにも思われる。しかも、この世界は浮き沈みがかなり激しいらしく、ブームが終われば、すぐに閉店してしまうらしい。


非常に惨めだ。


くやしいので、昔のDVDで、マーク・ボランのT−レックスの音楽などを聴いて、自らを慰めた。