ドゥルーズとの格闘 4
ドゥルーズと格闘するが、撃沈。頭が重くなりすぎて寝込む。
土地の表象
野蛮なる専制君主機械
野蛮なる表象、あるいは帝国の表象
原国家
文明資本主義機械
なんとかここまで進む。
ドゥルーズ氏が使用する”スキゾ”と言う言葉は、スキゾフレニーといって、日本語に訳せば”分裂病”と言う言葉になるらしい。
この”分裂病”を、既成の結びつきをこわし、新たな組み込み、原動力として、巨大な積極的可能性を秘めた潜勢力ととらえる思想になるらしい。
主体は固定したものではなく、動いて止まぬ流れと生成の群れのなかにあり、もろもろの相をつらぬいて動きまわる。そのモデルとして”分裂病”であるらしい。
しかし、僕には、分裂病といえば、かなり重度の深刻な病気であり、現実の患者さんは、ほとんど、仮死状態のような状態に見える。
ここで、ドゥールーズの言う、”分裂病”の力を信じるか、信じないかによって、未来の明るさは、かなり違ってくると思われる。
僕個人の素人の意見としては、鋼鉄のようなターミネーターに比べて、グニャグニャの液体マンのようで、かなり、嫌われるのではないかと、幼稚なイメージを持ってしまった。あの液体マンは、とにかくかなりしつこい物体として描かれていたように思う。
それと、致命的な事に、右のドゥルーズ氏の風貌は、かなり汚らしい感じで、まるでヒッピー青年のようだ。これでは、良識ある先生方に叱られてしまうのではと、かなり不安になる。
”分裂病”というかなり激しい病気に、そのような力が、はたしてあるのだろうか?
恐ろしき事なり。