ピストルズ    阿部和重 著、

          2010年、講談社 刊、

まず最初に、ピストルとは、拳銃のことではなく、何故だか植物の雌蕊のことであるらしい。僕はまたセックスピストルズだのの事かと思ってしまった。


最初のほぼ三分の二ほどは、全く面白くなく、余りにも長い話が延々と続くので驚いてしまった。一応、ヒッピー文化のようなものの流行していた時代の、ある地方のお話になっているらしいのだが、余りにも面白く無いので驚いた。


著者の経歴を、ウィキで調べたら、高校を2年で飛び出しただの、渋谷でブイブイいわせていただの、かなり激しいので、それで大丈夫だったのかと心配になってしまった。


識者の方に評判が良いのは、その溢れるような創作力の強さのせいであろうか。?ちょっと敵わない。  残念、、、、、、、。