メランコリア       村上龍 著、

              1996年、集英社 刊、

エクスタシーに登場する人物、男性の独白からなっていた。


癒やしというけれど、そんなにドラッグや、高級なお酒ばかり飲んでいて大丈夫なのだろうかと思うような、全編、ドラッグとお酒の飲みっぱなしの独白者。しかし、これで大丈夫なのだろうかと、不安になってしまう。体がボロボロになってしまう・・・・・・・、


高級リゾート地と浮浪者の溜り場のような極端な場所が、同時に混在している。これは、高度資本主義の剥き出しの姿という訳かな。