波状言論+PLANETS ファイナル・クリティカル・ライド 東浩紀+宇野常寛 著

osamuoh2009-08-18



今年の、コミック・マーケットに出展された、東浩紀宇野常寛氏の同人誌を購入した。



宇野氏と東氏の対談を読んでいて、東氏がやけに”凶暴”になってしまったのでは、と、少し不安になってしまった。コミケ当日は、非常に暑く、並んでいた巨大な列も止まってしまって、一歩も動けない状態などになってしまった為、暑さで、僕の頭がおかしくなってしまっただけかも知れない。ただ、東氏の論理の回転についていけないだけなのかも知れない。仮面ライダーは、もともとアクションが中心の物語だから、闘争的になって当然、戦わなくてどうするんだとも思ったりするのだが、これは僕の根も葉もない”妄想”だが、東氏が、論争の相手の誰彼かまわず、”ぶん殴る”といった本当にこれは僕だけの”妄想”だが、そんな東氏をイメージしてしまい、夜、うなされた。もともと、東氏には、実写のフィルムは見せてはいけなかったのではと、いまさら何を言っているのだという事も、思ってみたりした。



あとがきを読んでみれば、ちゃんといつもの、落ち着いた東氏の語りにもどっていたので、少し安心した。